中ノ島〜知夫里島〜中ノ島




 事前入手していた島前内航のダイヤで島前でのツーリングを練っていたのだが、どうしても1日2便では知夫里島から中ノ島に戻ってこれないで、この日は台風も近づいてきているため、本土に戻ろうか?とテントの中で島前内航の受付で頂いたダイヤを見ながら思案していたら、中ノ島の菱浦港まで戻ってこれることに気付いた!事前入手のダイヤでは別府港までしか載っていなかったのに、、。ということで、もう一泊して島前3島制覇に向けて知夫里島も訪れることに決定。

9月16日(6日目)
島前(中ノ島)
 明屋海岸のキャンプ場にテントを張りっぱなしにして、軽装備で明るくなり始めたのと同時に出発。
 知夫里島に渡るフェリーに乗る前に、中ノ島を県道317→318を使って軽く一周するつもりで、先ずは名水百選にも選定されている天川の水を飲んで、水筒にも蓄える。 
 細い道を走っていたら、港に出て道を見失う。朝散歩している人を見つけて尋ねたら平田さんの小屋前を登って行くのが正しいらしい。都会じゃ考えられない看板だ!
 御波から見た島前カルデラ。
岐島前の三つの島は、中央火口丘の焼火山(たくひやま)を中心にした島前火山という 一つの火山の外輪山の一部、、って知らなかった(^_^;)阿蘇と同じなんだ!
 木路ヶ埼(きろがさき)に到着。
観光案内には崎ではなく埼で載っていたから、埼で正解なのだろう。
 ライダーも一緒に記念撮影。灯台の後方に見えるのは知夫里島!
 再び県道海士線318→317で、島の反対側を周って港を目指す。 
 港に到着すると本職さんがフェリーに乗るのをスタンバっていたので、後ろに待機。
 知夫里島に向かって出発。
 船の右側から

 右は西ノ島で左が知夫里島。距離的には簡単に橋を架けれると思うんだけど、色々あるんだろうね。
船の左側から

 朝訪れた木路ヶ埼(きろがさき)が見えた。
 
島前(知夫里島)
船前方が知夫里島。
 来居港(くりいこう)に到着。
 仮設のフェリーターミナルで知夫里島のガイドマップを港で入手して、知夫里大橋(ループ橋)を登って左側から島を攻める。
 最初に訪れたのは道脇にあった河井のお地蔵さんの水。近所のオジサンもカブに乗って水を汲みに来ていた。自分もマグカップで一杯頂く。
 隠岐ではもう定番の神社参拝。天佐志比古命(一宮)神社(あまさしひこのみこといっくうじんじゃ)に訪れる。
 隠岐の神社は何処に訪れても雰囲気を感じるね、、ここに来て焼火神社に訪れなかったことを後悔しはじめる、、、(^_^;)
 細い道の先は島津島。
 細い道は車両通行不可なので、バイクでは渡れない。
 島ではこんな感じで道がよく別れる!看板もないし、よく迷った・・・。この場合はどちらも同じ道に出たので、どちらも正解。
 もう日常茶飯事になった牛の出現。
 知夫里島灯台の駐車場にバイクを止めて、遊歩道で灯台を目指す。
 景色はなかなかだが、灯台への道は少々荒れている。
 知夫里島灯台に到着。
 この灯台はカラスが何十羽と螺旋を描いて舞っていた!
 再び灯台駐車場へ。
 才ヶ崎に向かう途中で、もう慣れた牛との遭遇だったが、子牛が乳を飲んでいる!近くを通るのはヤバいかも?
 と、、恐々と、ゆっくり牛の近くを通ったのだが、何事もなく無事に済んだ。赤いバイクだから尚更怖いのよ(笑)
 先ほど遊歩道でしか渡れなかった島津島の先端が望める。バイクの周囲は糞だらけ・・・。
 才ヶ崎に到着で行き止まり。牛と糞以外何もない。
 道上にいた牛。
 ヘリポートがあった。あたり前だが、関係者以外進入禁止。
 知夫村役場付近で、細い道トラップにかかり、海岸線の道を見失う・・・。どこだここは?パンフで調べたら仁夫里トンネルらしい。この雰囲気のあるトンネルを抜けて、左折して海岸線に戻ろうとしたらレストハウスを発見。
 隠岐の「ご島地グルメ」なるパンフレットで、「ホテル知夫の里」のさざえ天丼を食べてみたいと狙っていたのだが、ここはそのホテル営業のレストハウスみたい。

 後から調べたら、この年4月のオープンで、ホテル知夫の里のランチ営業はここでの営業となっていた。

 当然「さざえ天丼定食」を行きます。
 手前がさざえの天ぷらで、奥が野菜の天ぷら。ご当地グルメだから、素人が品評はしないが、天つゆが多すぎて飯がビシャビシャだったのが残念だった。
 海岸線沿いに走って赤壁展望所に到着。 
 少し遊歩道を歩く。周辺は野生の動物が多いみたいで、中でも狸が多く生息してるらしい。マムシ注意の看板も!
 知夫赤壁に到着。地元では「あかかべ」または、「あかだき」と呼ばれていて、、国の名勝に指定されたとき中国の「赤壁の戦い」にちなみ「せきへき」と名付けられたらしい。
 見事!!!
 誰もいなくて絶壁の周りをウロウロしていたら、ドライバーが独りで登ってきたので、撮影を依頼。この下も絶壁で、柵はない。
 赤壁からこんな道を走って赤ハゲ山に向かう。
 素晴らしい道だが、糞だらけ(笑)
 赤ハゲ山には石垣で作った牧の境界があった。
 赤ハゲ山展望所に到着。ここは赤ハゲ山頂上(325m)でもあり、知夫里島はもちろん島前のカルデラ地形を内海の風景を拝むことができる。

 春には野ダイコンの花が一面に咲くそうだ!
 曇りだったのが残念だったな。
 展望所でノンビリしていると、観光バスが上がってきて駐車場で切り返せないからとバイクの移動の依頼を受ける。何の事はない、展望所から客が乗り込みやすい位置にバスを止めたかっただけで、どこかのホテルのバスらしいが、運転手も横柄なら、酔っ払いの団体客も横柄だった。駐車中はエンジンぐらい切れよ。

 で、、ヘルメットの乗っている場所が山頂。
 展望所から、ウグイガ崎方面に下る。
 馬と島の風景がイイね。
 水飲み場が脇にあるので、牛が群れていた。
 乾いていない糞には要注意!
 フェリーに乗る時刻まで間があるので、道があるととりあえず行き止まりまで進んでみる。
 糞からキノコが生えていた!
 来居港に到着してフェリーに乗りこむ。フェリーターミナルは新築するらしく、仮設のプレハブだったが居心地◎
島前(中ノ島)
 中ノ島の菱浦港に着いて、昨日同様に入浴&スーパーでの買い出しを済ませてから、明屋海岸のキャンプ場へ戻る。この日他のキャンパーは他に誰もいない。
 この夜は波の音を聞きながら酒を飲んだ後、朝に汲んでおいた天川の水で非常食のカップラーメンも食べる。贅沢だぁ(笑)

 半分諦めていた知夫里島だったが、走れて良かった。小さい島ながら赤壁と赤ハゲ山の展望は必見だった。




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