’90 TDR250A(3NR)
2013年 12月

 前年の夏、学生の身ながら大型二輪免許を取得して「バイクが欲しい」とのたまう息子のコテングに「自分で乗りたいバイクを自分でバイトして買え」と言い聞かせていたのだが、どうも虎視眈々と親父のKLXを狙っている様子が見受けられた。半分諦めてKLXをコテングに譲るべくアスファルトでもグリップするタイヤに交換したところに、先輩が「連れがバイクに乗れなくなって何台か出るけど乗る?」と言うので、車種を伺うと『隼・TDR250・XLR/baja・KSRU・カブ90』と何台も出てくる!学生の身なら250cc以下だよなってことで、コテングにその話を持っていくと『TDR250』と即答!

 と、、いうわけで、バイトでも簡単に手に入れられる値でTDR250が我が家にやってくることになりました。当初カラーは青だというので、青黄のカラーを想像していたら、こんな変態チックなカラーで、よく聞くと輸出仕様らしい!しかも250ccで50psですと!!





乗り出しへの道
 平成25年12月29日、後輩を連れて軽トラで一緒に安曇野まで出向く。引き上げてきたバイクはそのまま地元の信頼できるショップへあらかじめ連絡しておいて点検整備のために置いてくる。(この時点でサイドカバーが壊れている)

 前オーナーが平成2年に新車で購入して大事に乗っていたらしいが、諸事情で暫く放置されていたため、タイヤの空気圧はかなり減っていた.。状態を簡単に確認すると、ブレーキは引きずるし、アクセルも渋いのでキャブもかなり怪しい。しかし外観はタンク内を含め錆なしのとてもキレイな車両でした。走行距離は16,717q。シートのベルトが黒なのは?
 前オーナーと橋渡し役の先輩がバイクの調子を見ようとした際にキーが見当たらいないと!キーが出てくるまで暫くの期間待ったが、出てくる様子がないので、近くのカーショップにメインキーの制作を依頼したところ、無理やりサイドカバーを割ってシートのキーシリンダーを外してキーショップに持ち込んだとのこと・・・。結局シートのシリンダーではキーが作れずにキーショップの方が出張して作ったらしい。サイドカバー被害損!ということで、二液ボンドとエポキシで割れたサイドカバーを補修。仕上げは艶消しブラックでごまかす。

 その約10日後にメインキーが発見される(笑)
 預けたショップには「春までに乗れるようにできればOK」という条件を出していたのだが、いつも頼りにしているオヤジさんが「キッチリ仕上げる」と早速バイクをバラして作業を開始してくれました。
 キャブの中は想像していた以上にドロドロだった!サイドスタンドで車体が左側に傾いているせいか、特に画像の左側のキャブが酷いことに・・・。とりあえずキャブは洗浄&2YKの燃調キットで交換できる部分を交換して使うことに決定する。他にクーラントもギュロギュロした状態で、こうなるとタンクの底に少量のガソリンが残っていたので、こちらもかなりヤバイ!やっぱり低走行で車体がキレイでも乗っていないバイクは×だな。結局、親父さんが頑張って洗浄してくれて燃調キットは交換せずにOH完成。
 タンクを家に持ち帰り、新しいガソリンを1リットル入れてタンク内を濯ぐと、錆がガソリンと一緒に少し出てきた。許容範囲と言えば許容範囲だったのだが、せっかくキャブをOHしたので、タンク内もクリーニングする。ちなみにタンク裏にも錆が出始めていたので、簡単に水性のシャーシクリアで防錆処理をする。
 エンジンの型式は『3NR』国内仕様の型式は『1KT』と刻印されているらしい。他にもスイングアームの素材などが国内仕様と異なるらしい。
 テールレンズにヒビが入っていたので補修してみるが、デッカイテールが不恰好なので、中古の国内仕様のテールと交換する。見た目スッキリ。
 ハンドル周りの変更の際に取れてしまったhigh/lowスイッチを改善するべくスイッチボックスも中古の国内仕様と交換する。ウインカーはプッシュキャンセルになるし、ライトのon/offも追加となって操作性も増したが、交換する際タンクを持ち上げたらオイルのホースがタンクから外れて大騒ぎになった・・・。
 TDR250/3NRの純正CDI/イグナイター & レギュレターの2品((フレーム番号=JYA3NRN03KA000***走行距離=11598kmの車体から取り外したもの)をオークションでGETして予備としてストックする。輸出仕様と国内仕様では最高出力が異なるので、国内仕様とCDIの型番が違うかな?と思ってタイミングを逃さずにと急いで備えたのだが、どうも国内仕様と同じ型番だったみたい。
 この車両は側面にリフレクターレンズが取り付けられていたから、おそらく北米仕様ですね。しかし、右側のシェラウドのリフレクターが抜け落ちていたので、左側も取り外して両側共に穴をビスで埋める。(画像は片側にリフレクターが着いている状態)

 とりあえずの処置なので、そのまま使うか、その後どうするかはコテング任せ。
 こんなのがフレームに貼ってあったが、カナダの運輸省の認証かな?
 スクリーンに貼られていたコーションラベルが野暮ったいので、剥がそうと思って旧車好きの同僚に話したら「絶対に剥がすな」との意見だったので、とりあえずそのままにするが、どうも野暮ったい・・・。奥に見えるAFAMのハンドルとバーパッドが購入当時を物語ります。

 ハンドル周りが古くさいとコテングがミラー・グリップ・バーパッド・グリップエンドをDFで買い揃えて交換しました。グリップエンドを取り付ける際にAFAMのハンドルの内径が今時のバイク用に比べて狭いので、地元の某大型系列店で13oにボールしていただいたのだが、その作業終了後に左のスイッチのhigh/lowスイッチがグラグラしてますと!ちょっと確認で触ったら取れてしまっていた!何だかな〜・・・ボールする時にハンドルスイッチを持ってやったんじゃないかな?とも思ったが、ぐっと堪えてプッシュキャンセル付きのスイッチボックスに交換すればいいやと前向きに考える(笑)
before after

 ツーリングに使うならやっぱりキャリアは必要だろうってことで、錆だらけの純正オプションのキャリアを手に入れて、ピカピカに磨きこんだ後に亜鉛メッキ塗料+二液アクリルウレタンで仕上げて装着する。
before after

 このバイクのカラーを海外サイトでよく調べてみると、1990-92と表記してあるものに左の赤と一緒に同色があった。テールレンズも小さいし、リフレクターを側面に取り付ける義務のない国仕様みたいだが、このカラーは海外仕様のみに使われていたのかな?ちなみにマックスパワーは46 hp @ 9500 rpmと表記されていた。

メモ
適合バッテリー GSユアサ  YB5L−B



車両代\50,000
メインキー制作¥5,000(無駄銭)

キャブ&ブレーキOH/バッテリー新品交換(GSユアサ)
他、、ギアオイル/ブレーキフルード/クーラント/エアフィルター交換等を含む整備代
計¥60,100

+自賠責5年\28,060



合計 \143,160







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